なかむらです。
ハワイはあらゆる人種、文化、宗教が交わる特殊な国。しかしそれぞれが対立することなく、お互いがリスペクトしあっています。
先日、5月26日はメモリアルデーでした。アメリカの祝日であるメモリアルデーは、もともとは戦没将兵追悼記念日(せんぼつしょうへいついとうきねんび)であり、兵役中に亡くなった米国の男女を追悼する日の事でした。(wikipediaより)
現在は、兵役の方のみならず、亡くなった全ての方が天国で幸せに暮らせるよう、セレモニーを行うのがアメリカでは主流となっています。
ここハワイでは、毎年メモリアルデーにはアラモアナビーチで灯籠流しが行われます。
この日のアラモアナビーチには灯籠流しにとてもたくさんの人たちが集まり、親や友人、亡くなった方を偲び、灯籠にメッセージを書いて海へ流します。
灯籠流しはハワイの真如苑が主催。セレモニーはフラや音楽ではじまり、日が沈むと海に向かってそれぞれが灯籠を流します。
静寂に染まったアラモアナビーチ。ランタンの光がチラチラと灯り、海へと流れていきます。
すすり泣く人、寄り添い会う人、ただ無言で流れていく灯籠を見つめる人、様々な想いでセレモニーは進みます。
表現は難しいですが、海に流れていくランタンはとても美しく、幻想的であり、言葉にしがたいです。
年に一度のランタンフローティング。すでに開催は15年目を迎え、こうした日本の文化が根強く染まっているのも、ハワイの不思議なところです。
来年この日にハワイを訪れる方は是非セレモニーに参加してみてください。
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