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6/12/2014

朝日グリルのオックステールスープ

はろーはろー
なかむらです。

ハワイには不思議な食べ物がいくつもあり、これがハワイのソウルフードなの?と疑問に思う(けどうまい)と思うものがいくつもあります。今日は中でも特に気に入っている、『朝日グリル』のオックステールスープ。オックステールとは名前の通り"牛のしっぽ"です。

朝日グリルは1949年創業の老舗「カピオラニ・コーヒーショップ」の姉妹店で、ジャパニーズフードを中心としたメニューが豊富のローカルに大人気のお店です。ランチタイムや夕方〜夜
にかけてはローカルファミリーがほぼ店内を占めており、日本人はあまり見かけません。

『朝日グリル』は何を食べてもハズレがなくて美味しいんですが、今日紹介するオックステールスープは、ラーメンのどんぶりになみなみ入っており、その中にパクチーとテールがごろごろ入っています。テールスープというと、少し油っぽいイメージがあるかもしれませんが、大量のショウガやパクチーのおかげでさらっさらになっており、すっきりとした味付けになっています。

スープをひとくち飲めば、口のなかでうまみが凝縮されたスープが「ジュワッ」っと広がります。
そしてこのオックステール、ローカル流の食べ方があります。まず、テールスープを頼むと大きな瓶に入ったショウガがテーブルに置かれます。そのショウガをスプーン1〜2ほど小皿に入れ、醤油を2まわり入れます。これがテールスープのつけダレになるのです。(タバスコとか入れる人もいるらしい)

スープに入ってるテールは、箸でほぐすと驚く程柔らかくなっているので、このテールをショウガ醤油のつけダレにたくさんつけて食べます。これがばつぐんにうまい。
牛肉や角煮のような脂っぽさはなく、どちらかと言えばササミのようにほぐれる感じ。でもパサパサしているわけでもなく、止まらなくなってしまいます。ホロホロになるまで煮込まれたお肉はまた格別で、気がつけば無言になってしまいます。そして骨までしゃぶる…
あとよく思うのが、ショウガをここまで美味しく食べられるのはこのオックステールスープだけかもしれません。ショウガ特有のにおいや辛さも、全て美味しい旨味に変えてしまいます。

これだけでもじゅうぶんに美味しいのですが、さらに美味しい食べ方は、スープと一緒についてくるライス。これをスープにひたして食べるともうたまりません(ちなみにこの食べ方はとんねるずの木梨憲武がテレビでオススメしていました)。

たいていなかむらがこのスープを飲みに行くときは、ハワイアンなごはんに飽きたり、少し肌寒い時。友達がハワイに来た時なんかも絶対に連れて行きます。そして誰もがこのスープの虜になり、「帰るまでにもう一回行きたい」という人なんかも。

東京ではなかなか味わえる事のないジャパニーズフードというと少し矛盾ですが、それを麻薬的に
虜にしてしまうこのスープは恐ろしいです。

これを書いている間にもまた食べたくなってきた…。

朝日グリルはワードのワードアベニューにあります。
店の横には小さいですが無料駐車場もあり。
ちなみに、アラモアナのケアモクにも朝日グリルがあり、こっちは穴場かも。



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